８６―エイティシックス―
『８６―エイティシックス―』
全23話
アニメーション制作：A-1 Pictures
ジャンル：ミリタリー、戦争
バトル度：★★★★★（星5）
悲痛度：★★★★★（星5）
満足度：★★★★★（星5）
鬱要素：90%
恋愛要素：15%
■あらすじ
サンマグノリア共和国は隣国ギアーデ帝国が投入した完全自律型無人兵器「レギオン」の侵攻に対し、同様の無人兵器「ジャガーノート」を投入。流血無き戦場を作り上げる事で脅威を退けていた。しかし、その実態は多数派民族である白系種以外を人間と見做さない差別思想から生み出された「有人搭乗式無人機」であり、搭乗させられた少数派民族は共和国85行政区の外へ追いやられた人型の家畜、「エイティシックス」と蔑まれながら絶死の戦場を戦い続けていた。そんな中、白系種でありながら軍内で差別政策撤廃の活動を行う士官ヴラディレーナ・ミリーゼは、「死神」と呼ばれるエイティシックスが居る部隊の管制を任される。
■感想
一言で言うならば…バチクソ良い！！
このアニメは好きすぎて3〜4回観たかもしれない。何度観ても良い。本当におすすめ。
戦闘シーンは痺れるし、絵も綺麗。
オープニングもカッコいいけれど、エンディングも凝ってる。曲が良いんだまた！
ストーリーは最後の最後までずっと鬱展開。人もバンバン死ぬし、行き着いた場所でも全く幸せになれないし。
それでも最後の2話で視聴者は救われる。そんなアニメ。私はそこだけ観てもちょっとうるっとする。
原作は小説で未完結らしい。現在13巻。絶対読むぞ読むんだ…。
アニメでは恋愛要素らしいところはかなり削ぎ落とされているけど、小説では甘々なところもあるらしい…。（ネット情報）
続編もあったらいいのにと思う反面、アニメ版の86はアレで完璧だから続編なんていらないんだという気持ち。あぁ二律背反…。
※以下、ネタバレ含みます。
86の仲間たちやギアーデ連邦篇で出会った人たち、フレデリカに何度も諭されてもシンの心は救われなくて。
シンは86のメンバーのことは大切だけど自分は見送る側なのだと認識しているし、フレデリカはあまりにもシンと同じ境遇で、そもそもフレデリカは守るべき存在に納まっているし。
好んではいないけど戦うことが日常になってしまったシン達にとっては、逃げることも同情も憐れみも居心地が悪い。
だから孤高だったシンが、初めて自分を預けられたレーナの存在はとても大きいんだよね。
レーナは置かれている環境にも負けずに86は人間であると、供に戦うのだと言い続けて、たくましく成長していく姿が清々しい。
あんな環境にいたら飲まれちゃいそうなのにすごいよなぁ…。レーナ素敵…。（語彙力）
レーナが再登場するところの演出は本当に素晴らしいし、シン達と対面するシーンは心が震える。
原作読んでないけど、最後は幸せになって欲しいなぁ～。シンかレーナが死ぬエンドなんて想像しただけで辛い。。絶対幸せになってくれ…。。
たまこまーけっと
『たまこまーけっと』
全12話（映画版あり）
アニメーション制作：京都アニメーション
ジャンル：ほのぼの、日常系
ほのぼの度：★★★★★（星5）
癒やされる度：★★★★★（星5）
想定外度：★★（星2）
恋愛要素：60%
お餅たべたくなる度：70%
■あらすじ
北白川たまこは2学期の終業式のあと立ち寄ったうさぎ山商店街の花屋で、言葉を話す謎の鳥デラ・モチマッヅィと出会う。デラはとある国の王子の妃を探しており、たまこに求愛されたとして北白川家に住み着いてしまう。
■感想
オープニングから可愛すぎるアニメ。
たまこ可愛すぎる。可愛いよたまこ。デラちゃんも可愛すぎる。
王子の妃を探しにきたはずのデラちゃんがどんどん太っていって、飛べる距離や高さが短く低くなっていくのも面白かった。
日常系のアニメではかなり好きなアニメかも。
つい劇場版まで観てしまったよ…。
劇場版は全然デラちゃんが出てこなくて寂しかったけど。笑
でも「たまこまーけっと」でネット検索すると、「たまこまーけっと 怖い」って出てくるんだよね…。何でだろ。全然怖さを感じなかったけれども…。
強いて言うなら、たまこが良い子すぎる？
早起きして家業手伝って、家事して部活の朝練行って、学校から帰ったらお使いに夜ご飯作り。さらに商店街の会合まで出て積極的にイベント考えて…。完璧過ぎない〜！？
絵も綺麗だし、さすが京アニ…。
※以下、ネタバレ含みます。
映画版の方も含めた話になるけれど、やっぱり収まるところに収まったかー！って感じ。
もち蔵となら大好きな商店街で暮らしていけるよ！！いいじゃん、いいじゃん〜！
映画版のエンディングでたまこが幸せそうな姿がシルエットでわかる、そんな演出が素敵でした。
喋る鳥と出会ったら、普通のアニメなら周りにバレないように…とか、悪い人がお金を稼ぐために利用しようとして…なんて話がありそうだけど、たまこまーけっとではひたすら善人しか出てこない。笑
そして喋る鳥のことを何故か全員が受け入れてくれる。笑
そんな設定にもなんだか癒やされた。
ブラッククローバー（未完結）
全171話
アニメーション制作：ｓｔｕｄｉｏぴえろ
ジャンル：バトル、ファンタジー
爽快度：★★★★（星4）
キャラの可愛さ：★★（星2）
バトル要素：90%
原作通り度：85%
■あらすじ
魔神に滅ぼされる寸前の世界を一人の魔道士が救い、彼は魔法帝として語り継がれる伝説となった。そんな魔法がすべての世界で、生まれながらに魔法が使えない上、貧民の捨て子として生まれた少年アスタ。 彼は己の力を証明する為、また友との約束を果たす為、「魔法帝」を目指す。
■感想
途中まで漫画で読んでたけど、ほぼ原作通り！
話を膨らませてたりするところもあるけど、171話もあって原作に沿ってるのは個人的にポイント高い！
ただ、特に前半の作画の悪さが気になっちゃった。
漫画だと女性キャラがすっごい可愛いんだけど、アニメは何故か全然可愛くない。171話もあるからしょうがないのかなぁ…。
あと、個人的にはハート王国で修行前のノエルのビジュアルの方が好き…。ノエルにリボンいらん…。
でも重要なバトルシーンは気合い入ってて格好良かった！
あと、ほんとに初期のアスタが同じテンションで叫びまくっててちょっと飽きた。アレが続くなら見続けるのキツイなと思ったけど、途中で改善されて良かったな。
※以下、ネタバレ含みます。
まだアニメが完結しないことはわかってたけど、良いところで終わったなー。
自分の備忘録のために書いておくけど、アスタがグリモワールの中？にいる悪魔に「友だちになろう！」と言って、さぁスペード王国に乗り込むために強くなるぞ！ってところで終わり。
悪魔とアスタは血は繋がってないけど、兄弟だって発覚したエピソード良かった！
続きが気になるし、続編を期待。
新しい上司はど天然
『新しい上司はど天然』
全12話
アニメーション制作：A-1 Pictures
ジャンル：日常、お仕事
まったり度：★★★★（星4）
天然度：★★★（星3）
癒やされ度：★★★（星3）
BL要素：25%
くまってちゃんの可愛さ：70%
■あらすじ
桃瀬健太郎は、とある広告代理店の営業職に転職してきた新人社員。しかし配属されて早々、上司と営業回りをすることが前職で体験してきたトラウマと重なり、外回り中に胃痛で動けなくなってしまう。新たな勤務先の上司・白崎が何も言わず桃瀬を置いてどこかへ行ってしまったことで、桃瀬は白崎もまた以前と同じような上司なのではと不安にさいなまれる。
■感想
原作の漫画が好きだったから見始めたアニメ。
キンキン声のキャラもいないし、ボーっと見るのには丁度いいかな。
白桃ちゃんの声がちょっとかわいくないのが気になったくらい。笑
くまってちゃんは可愛かった。
アニメになると漫画より「ど」天然さを感じないのはなんでだろ。内容は一緒なのにね。
時光代理人 -LINK CLICK-
『時光代理人 -LINK CLICK-』
全12話（未完結）
ジャンル：ファンタジー、スリラー、ミステリー
新ジャンル度：★★★★★（星5）
謎解き度：★★★★（星4）
スタイリッシュ度：★★★★（星4）
恋愛要素：25%
切なさ：75%
■あらすじ
繁華街の一角に佇む写真館「時光写真館」。その写真館を経営するのは程 小時（チョン・シャオシー/トキ）と陸 光（ルー・グアン/ヒカル）という2人の男性青年。
この2人は写真を介して過去の時間の出来事を把握・干渉する能力を持ち、程 小時は「写真の撮影者の意識にリンクし、写真の世界に入りその中で行動することができる能力」、陸 光は「写真の撮影後12時間内の出来事を把握できる能力」を用い、互いの能力を利用して情報を互いに伝達・補完しあいながら調査に当たる。
元々超能力を有した陸 光に偶然程 小時が出会ったことで自身の能力が開花、以降写真館を軸に、程 小時の幼馴染・喬 苓（チャオ・リン）を通し、過去を引きずるクライアントからの依頼を解決していた。
（引用：Wikipedia https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E6%99%82%E5%85%89%E4%BB%A3%E7%90%86%E4%BA%BA_-LINK_CLICK-
■感想
想像してたより全然面白かった！！
気になってはいたものの、中国のアニメだから文化や感覚が違って楽しめないかも？って不安があってずっと観ないでいたんだけど、全くの杞憂だった！
シーンによってはスマホに映る文字が中国語で読めなかったりするけど、読み上げてくれるからそれは問題ない。懐かしの家庭料理が春巻きだったりするのはなるほど…と思ったけど。笑
どの国でも家族や恋人、友達を大切に思う気持ちは変わらないのだから、臆することなく、もっと早く観てれば良かったー！
あちこちに伏線が張られていて、回収していくところが面白かった。
でも気になるところで終わってしまってショック…。
２期の日本配信が楽しみだ！
※以下、ネタバレ含みます。
ヒカルに何度も過去を変えるなって注意されてるのにも関わらず、トキが自由気ままに過去をいじくるもんだから、最初は「なんだコイツ」って思ってた。笑
でもなんか憎めないキャラなんだよね。
あと、中国のアニメということもあり見慣れない風景だから異世界感もあってより楽しめたと思う。
家族にまつわる話が多くて、ちょっと泣きそうになっちゃった…。
それにしても刺されたところで終わるのはズルい！
気になるもん！笑
六花の勇者
『六花の勇者』
全12話
アニメーション制作：パッショーネ
ジャンル：ミステリー、ファンタジー、バトル
新ジャンル度：★★★★（星4）
バトル度：★★★（星3）
爽快度：★★★（星3）
恋愛要素：35%
主人公の不憫さ：80%
■あらすじ
1千年前、世界を破滅に追いやった魔神と呼ばれる存在が、一輪の花を武器とした聖者によって封じられた。一輪の花の聖者は「いつか魔神は蘇るが、そのとき自分の力を受け継いだ六人の勇者が現れて魔神を封じるだろう」と予言を残した。その予言通り過去二度に渡って魔神が目覚めたが、運命の神に選ばれた6人の勇者により復活は阻止された。
そして今、三度目の魔神復活を前に、勇者たちが集結する。だが、その体に六花の紋章が浮かび上がった勇者はなぜか、7人存在した。
（引用：Wikipedia https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AD%E8%8A%B1%E3%81%AE%E5%8B%87%E8%80%85）
■感想
一番の感想は、魔神と戦わないんかーい！！！
世界を守る前段の内輪揉めで完結するんかーい！！！でした。笑
敵キャラが「やっとこちらの番が来た」って言ってるのにねぇ。敵と全然戦わないやんけ。笑
７人のうち誰が裏切り者なのか？で推理したりバトったり、珍しいパターンで面白かった。
キャラデザがエロい。下乳。銃使いカッコいい。あんな服装で戦ってたら絶対ポロッと…（自制）
チャモもかわいいけど戦い方がゲロ…（自制）
※以下、ネタバレ含みます。
原作は読んでいないけど、アニメ２期があってもいいのになぁ〜と思った！
ラストで裏切り者がわかって、さぁこれから６人で頑張ろう！って時にまた勇者が７人に増えるし。笑
まーだ裏切り者がいるんかい！！！
ナッシェタニアのその後も気になるのよ！！
実際にいたらヤバいけど、サイコパスなお姫様って設定萌える。
序盤に半狂乱で石版やら祭壇やらをぶっ壊してた時に狂気の片鱗を感じたけど、まさか六花全員をドン引きさせるヤバい奴だったとは…。
Another
『Another』
全12話
アニメーション制作：P.A.WORKS
ジャンル：ホラー、バトロワ
恐怖度：★★★★（星4）
グロテスク度：★★★★（星4）
伏線回収要素：★★★（星3）
バトル要素：30%
鬱度：70%
■あらすじ
1998年、春。父の不在や自身の病気療養の為、母の実家に身を寄せ夜見山北中学校に転入してきた榊原恒一は、何かに怯えている様なクラスの雰囲気に違和感を覚えた。彼は、クラスメイトで不思議な存在感を放つ少女・見崎鳴に惹かれる。だがクラスメイトの反応から、彼女は恒一には見えて、他のクラスメイトには見えていないのでは無いかと感じる。
そんなある日、あるクラスメイトが凄惨な死を遂げ、三年三組が直面している現実を知らされるのであった。
（引用：Wikipedia https://ja.m.wikipedia.org/wiki/Another）
■感想
まず、オープニングがALI PROJECTで懐かし〜っ！ってなるよね！（年代バレるかな…）
内容は、ホラー＋グロ＋ミステリー＋バトロワって印象。
序盤の球体関節人着や九官鳥のインサート、キャラクターたちの微妙な表情にかなりゾクゾクさせられた。意味深な画の効果が物凄い。
途中で流れる音楽にも恐怖心が掻き立てられる〜。
大きめ音量で観るのがオススメ！
登場人物たちがバンバンエグい死に方をするから、グロ系が苦手な人は避けた方が良いかな。
アニメのお色気回って苦手な方だけど、このアニメはバカンスシーンが箸休めって感じでホッとした。
結局は死人が出るのだけれども。笑
あー怖かった！
※以下、ネタバレ含みます。
眼帯を外した見崎鳴のアップが映る度に、瞳の色だけじゃなくて、義眼と本物の目の光り方が描き分けされてて凄いなーって感動した。
ラストはクラスメイトたちが疑心暗鬼になって殺し合い的な感じになっていくのだけれども、かなり迫力があったな。
凶器を持ったクラスメイトが次々出てくるところがちょっとバトルロイヤルっぽい。
ラストで初めて出てくるシーンとかがあったりするから伏線回収度は低めに設定してみた。
それでも最後にちゃんと説明もされてスッキリするから、不快感はあんまりなかったな。
良いアニメでした！
